
皆様お元気にお過ごしのことと存じます。空は澄んで、収穫の秋、食欲の秋になりました。
少し涼しくなったような気がしたので、福岡県北九州市にある北九州美術館で「黒田征太郎展、絵でできること」
が開催されていたので、ソニックででかけました。
北九州市の門司区は港町ですが、この地に移り住まれた黒田征太郎さんの作品の個展ということで
わくわくしながら行ってまいりました。




鳥が好きな私は、鳥のイラストばかり眺めておりました。
黒田さんは、鳥や船を描かれていますが、どうしてお好きなのか、このように言われています。

動くものを見る視力は人間と比較にならないほどの力を持つ鳥が、ときどき岩に休憩しながら、
海の中の魚を空中から捕る素晴らしを、飽きもせず、海辺のお店でお茶をしながら見つめ続けることが好きです。
この黒田さんの鳥を描くのがお好きな理由は、多くの鳥好きの方が同じように感じておられるかもしれませんね。


黒田さんは、木材や、段ボール、いろいろなものに旅をした時も描かれます。


描かれるお好きなものに船があります。
船に乗っておられたこともあるそうです。北九州市の門司に移られたのも、そのせいかもしれませんね。。


段ボールにクレヨンでかかれてます。





名島も福岡市内の東区は、海辺の街です。空を見上げれば、福岡空港に行き来する飛行機がいつも見えます。
その飛行機も鳥のように見えるときがあります。夕暮れに低飛行で福岡空港に降りていく飛行機は
まるで鳥のようです。

右端に見えるは、関門海峡。その向こうは本州。

11月9日まで開催されております。
一部を除いて、写真もOKで、びっくりしました。クレヨンなどで、木材や段ボールに描いたものを見ると
子供の時の気持ちや、わくわく感や、走り回る楽しさや、そんなことが思い出されるおでかけでした。
また北九州美術館は、北九州市が見渡せる山のとっぺんに建っており、その建築のすばらしさは
美術館にお茶にランチに行きたくなるところです。もちろん、ランチでワインを飲みながら、楽しみました。。。
おすすめです。
井口知子